人生


俺は勝ち組だった。


親は大手企業役員で年収2000万超。

親戚もほとんどが東大or医学部卒。

職業は医者、経営者、大企業社長、ピアニストなどなど、

いわゆる「勝ち組」のエリート家系に生まれ落ちた。


つい先日も、

アメリカで医者になった従姉が

開業医の金持ちアメリカ人と結婚したが、

結婚祝いに義父からマンションをプレゼントされていた。


そんな金持ちエリート家系に生まれた1人息子の俺は、

幼少期から大切に大切に甘やかされながら育てられ、

当然生まれながらに東大エリートコースが期待される。


いや、期待されてたというべきか、

もはやそれが「当たり前」だった。


幼少期から「教育」は始まり、

私立のお高い幼稚園に入れられ、

ピアノや絵画を習わされ、

家には家庭教師がきて、

小学校受験を勧められて…


生まれながらに用意されたエリート街道を歩み、

何1つ不自由なく成功を掴む。


…はずだった。


将来が約束されているかと思われた俺の人生の歯車は

この世に生まれたその瞬間から狂い始めていた。



無能に生まれて


周りの誰よりも成長が遅く、

知能が低く、

奇行に走っていた幼稚園生の俺は、

協調性が足りないどころの話ではなく

座って人の話を聞くことすらできなかった。


そんな俺を見た親は小学校受験を諦め、

しぶしぶ地元の小学校に通わせることを決めた。


小学校でも奇行に走り成績もドン底だったが、

生まれながらに賢く真面目だった両親のプライドには

それが受け入れられなかったのだろう。


アホすぎる俺をなんとかするため、

家に次から次へと家庭教師がやってきては

あまりの奇行に耐えられず辞めていき、

物心ついたころには塾にぶち込まれ

中学受験対策をやらされていた。


塾でも当然成績は最下位。

点数が足りるはずもなく、受験なんて受かるはずもない。


そんなことは俺が一番わかっていたが、

なぜか中高一貫の進学校に合格した。


裏でどんなやり取りがあったのかは未だに謎だが、

おそらく筆記試験は形式上のものであり、

推薦という名の金の力で事前に合格が決められていたのだと思う。


小学校の成績を振り返ると、

小5,小6の2年間だけ何故か成績が最高評価になっているのが恐ろしい。


書いた覚えのない作文が賞を取ったり、

作った覚えのない作品が区の展覧会に展示されたり、

違和感を感じたことは一度や二度ではない。


子供の能力を偽り、金の力でレベルの高い学校に入れることを

「恵まれている」

と捉える人もいるかもしれないが、

現実はそう楽なものではなかった。


「IQが20違えば会話は成立しない」

なんて言われたりもするが、

俺は中高の6年間でそれを恐ろしいほど実感することになった。

もちろん低い側で。


生まれながらに賢く一生懸命努力して合格した奴らと、

家が金持ちなだけで入学した俺では

頭脳レベルがまるで違う。

案の定成績も学年最下位を取り続けた。


親からは失望され、親は親戚から失望された。

恐らく彼らは"できない"という感覚が理解できないのだろう。

「どうしてこんなに出来の悪い息子なの?」

と面と向かって言われたこともあった。


いつしか親との関係も悪化し、

ストレスばかりが溜まる日々。


それでもプライドだけは高かった俺は

周囲の友人に対しても

「どーせこいつらは俺を見下してる…」

と被害妄想を膨らませたり、

「お前らそんなに勉強して何になんの?」

と頑張ってる奴らをバカにしたような態度を取ったりと、

次第に性格も捻くれていった。



絶望


進学校に在籍していた人はわかるかもしれないが、

高卒で就職なんて選択肢は存在しない。

高3になると確定で受験校を選ぶことになる。


親からのプレッシャー。

友人に見下されたくないというプライド。

そして何より、

大学受験で失敗したら一生ドン底だという恐怖心。


ここで人生変えてやると自分を鼓舞し

高3の4月から受験勉強に取り組み始めたが、

その時点での偏差値は30。


・都道府県が5つしかわからない
・小学校レベルの漢字が書けない
・be動詞が何かすらわからない

そんな状態から1年間勉強したところで奇跡が起きるはずもない。


もう親も諦めていたのだろう。

今度は何か裏の力が働くこともなく、

偏差値通り、身の丈にあったド底辺Fラン大学に入学することとなった。


親戚は東大が当たり前。

友人は早稲田や慶應ばかり。

そんな環境下で、学歴コンプレックスが芽生えない方が難しい。


最初は大学にも足を運びはしたが、

無能に生まれただけに留まらず、

ADHDでまともに出席すらできない俺は

単位も取れず、バイトも続かず、

コンプレックスから同級生とサークルを楽しむこともできず、

結局家に引き籠りゲームばかりする日々が続いた。


高校の頃好きだった女の子は

イケメンエリート慶〇生の彼氏を作り、

周りの友人はバイトやサークルで人生を謳歌していた。


そんな彼らを横目に、

大学にも通わずバイトもせず家に引き籠る毎日。


気づけば金が底を尽き、

ア〇ムに駆け込み、

ギャンブルに手を染め、

競馬で金を溶かし、

酒に溺れ、

単位も取れず、

全てが嫌になり大学を中退。



………終わった。


周りは金も遊びも恋愛も全てが充実した

キラキラした人生ばかり送っているのに、

俺は大学にすらまともに通えない。


なんで自分は生きているのだろうか?

生きてて良い事なんてあるのだろうか?

と本気で考えたこともあった。


…が、諦められなかった。


モテたい、

金持ちになりたい、

金を稼ぎまくって、

ちやほやされて、

酒も女も全て手にして、

褒められて、

憧れられて、

今まで自分を見下してきた奴ら全員から嫉妬されて…


生まれ持った才能もなければ

願いを叶える努力すらしていないのに、

毎日そんな妄想ばかりして現実から目を背け続けた。



人生をひっくり返すには


Fラン大学を中退してからも

やはり真っ当に就職し働くことなどできなかった。


朝起きたくない。

上司に叱られたくない。

週に5日も働きたくない。

満員電車に乗りたくない。

人と関わりたくない。

人の下で働きたくない。


どーせ中学・高校の同級生達は

大手企業に勤め年収1000万貰うのに

俺だけ給料の低い仕事なんてしたくない。

そんなプライドもあった。


そもそも無能で雇ってすら貰えないのにも関わらず、

働きたいという意思すらない。

そんなどうしようもないクズでニートだった俺は

なんとか1日1日をやり過ごして生きた。


気づけば借金は膨れ上がり、

親のブランド物の服やバックを勝手に売り飛ばし、

その金でパチンコを打ち、

毎日朝まで飲み遊び、

あまりの素行の悪さにとうとう実家を出禁になり、

ショッピングモールのフードコートとネカフェを往復して生活した。


そんなある日、

なんとか一発逆転で稼げる手段はないのかとネットの海を漁ると

某有名ブロガーの講座に出会った。


「アフィリエイトは稼げる」

「ブログで月500万」

「人生逆転成り上がり」


そんな甘い誘惑にまんまと引っ掛かった俺は

借金80万を抱えながら講座を購入。


…もちろん結果は言うまでもない。



現実


エリート家系に生まれるという圧倒的アドバンテージがありながら

結局俺は何者にもなることができなかった。


学歴もなければ職もない。

自分で稼ぐことすらできない。

何かスキルや資格があるわけでもなく、

頼れる家族や友人がいるわけでもない。


残っているのは酒で焼けた喉と払えもしない借金だけ。


きっと自分には強みがあって、

どこか輝ける場所があって、

あいつらにも負けない隠された能力を秘めてて、

まだ本気を出してないだけで…


そんな根拠のない希望も、完全に打ち砕かれた。


俺は無能だ。

俺は特別な人間なんかじゃない。


そんな当たり前の現実に、

俺は20年間目を背け続けていただけだった。



捨てろ


完全に心をへし折られた俺は

今ここでこの腐ったプライドを捨て去り、

いい加減ちゃんと現実に向き合うことを決めた。


思い返せば、言い訳ばかりの人生だった。


物事がうまくいかないとき、

一度たりとも自分のせいだと思ったことなどなかった。


生まれてからずっと甘やかされて育ち

自分は特別だと勘違いして生きてきた。


そんな俺が

「自分は親に恵まれているのにも関わらず生まれてから一度たりとも努力せず失敗を全て他人のせいにして妬み恨み現実から目を背け生きてきた学歴もなければ職もない自分のことは棚に上げ人を馬鹿にすることしか脳のない無能なゴミカスニートです」

なんて、

そんなもの受け入れられるはずがない。

そんな現実、素直に認められるはずがない。


人は誰しも、突きつけられた現実に目を背け生きていく。

なぜなら、その方が楽だから。


言い訳してても時は進む。

大抵の人間はそうやって何者にもなれず死んでいく。


でも、俺はそんなしょーもない人生を送りたいわけじゃない。


今までのカスみたいな人生まるごとひっくり返して、

金も女も全てを欲望のままに手に入れたい。


褒められ妬まれ憧れられて、

何もかも思うがままの人生を歩みたい。


このままじゃ死ぬとき絶対に後悔するから。

もうこれ以上惨めな思いをしたくないから。


だから、向き合った。

自分は20年生きて何も成し遂げてないクソしょーもない人間だという現実をしっかりと脳に刻み込んだ。


悔しい。

死ぬほど悔しい。


周りは学歴も彼女も将来も全てを手に入れているのに

どうして自分はこんなにも惨めな人生を送っているのか。


親の教育のせい?

いいや、違う。

周りが見下してきたから?

いいや、違う。

まだ本気を出してないだけ?

いいや、違う。


自分の不出来を他人のせいにすんな。

自分の人生に言い訳ばっかすんな。

今まで本気で努力したか?

自分の人生に一度でも向き合ったことはあるか?

人生を変えようと何か行動を起こしたか?


自分は人並みに努力してきた?

うまくいかないのは才能がないからだ?

そんな言い訳じみたバカみたいな考えしてるから

俺はいつまで経っても底辺なんだよクソが。


死ぬ気で頑張りもしないで

失敗を他人のせいにして

うまくいかない理由に向き合おうともせず

置かれた境遇を才能や運のせいにして

いい加減自分の愚かさに気づけよ。

言い訳ばっかしてねえで

1から努力で人生変えてみろよ。



再起


そんな自問自答を繰り返しながら

毎晩ベッドで泣きながら自分と向き合っていると、

いつしか自分の愚かさを自覚し、

0から本気で努力しようと思えるようになった。


今までは他人を妬んで僻んで恨んでばかりだったプライドも

「今負けてるのは事実」
「死ぬほど悔しい」
「けど絶対に超えてやる」

と、良い意味で自分を突き動かす原動力になった。


今までの人生、

誰かに物を教わろうとしたことなんてなかった。


自分は凄い。

自分は特別だ。

人に教えてもらう必要なんてない。


大学受験に向けて勉強した1年間だって

自力で稼ごうとしたときだって

そんなクソみたいなプライドが邪魔して

全て自己流でやってきた。

そんで上手くいかなければ全て他人のせいにしてきた。


だから、学んだ。

コンプレックスを押し殺し、プライドを捨て、人から学ぶことを選んだ。


何から始めて良いかもわからず

なんとなく古本屋に行き自己啓発本やビジネス書を買い漁ってみたが、

最初は何1つ理解できなかった。


でも、諦めずに読み続けた。

読めない漢字は1つずつ調べた。

何度も何度も繰り返し読んで、

どんな知識も片っ端から脳に叩き込んだ。


すると、段々と世界が立体的に見えてきた。


わからないことは調べるようになった。

頭を下げて教えを乞うようになった。


知識が増え、点と点が繋がり、

自分の思考行動全てが合理的になった。


そこからは、金を手に入れるのも時間の問題だった。


知識で世界が広がることを知った俺は

一度は諦めたビジネスで再起することを誓い、

5~30万円のコンテンツをひたすら買い漁った。


風呂でもトイレでも気が狂ったように読み続け、

移動中は音声を聞き続け、

食事と睡眠以外は全てPCに向かい作業した。


こんなにも本気で努力したのはこれが初めてだった。

成功するかどうかなんてわからない。

将来どうなるかなんてわからない。


それでも、人生をひっくり返すにはやるしかない。

変わりたい。

変わらないといけない。

だから、毎日死ぬ気で画面に向かい続けた。



コンテンツ販売と出会って


学んで、

稼いで、

その金でまた学んで…


そんなこんなでビジネス知識を叩き込みまくった俺は

気づいたときにはnote、いわゆるコンテンツ販売で月収100万円を突破していた。


相変わらずADHDは治らないままだが、

時間にも場所にも人間関係にも縛られないこの仕事は

俺にとってはまさに天職だった。


SNSを伸ばし、noteを書いて置いておくだけで

毎月100万以上の収益が生まれてしまう。


わざわざ朝起きる必要もなければ、

金に困ることもない。

タワマンに住もうがタクシーで移動しようが何もかもが自由。

インスタグラマーやアイドルともプライベートで出会える。

人間関係で無駄なストレスを感じることも一切ない。


好きな仲間と好きな時に好きな場所で稼げる。

金も時間も人間関係も全て思いのまま。

まさに理想とする生活に自らの手で辿り着いた。




そして現在へ


そして現在、

今も変わらずSNS×コンテンツ販売に取り組み

23歳にして月の最高利益は1000万円を突破した。


プライドを捨てたこと。

言い訳をやめたこと。

他人のせいにするのをやめたこと。

自己流をやめたこと。

知識に投資したこと。

貪欲に学んだこと。

本気で努力したこと。


その結果、

Fラン中退ギャンブル中毒借金ニートの無能でも

最高月収は1000万円を突破し、

毎月少なくとも100万以上の収入が完全自動で入ってくる状態になった。


もちろん、このレベルじゃまだ満足していない。

一度セミリタイア的な生活を送ってみたりもしたが、

目標のない人生は恐ろしいほど退屈だった。


だらだらと毎日を謳歌するだけではつまらない。

まだまだ俺は上を目指す。


この文章を通じて出会う仲間を大切に。

そしてこの先に待つ、1億、10億、100億の世界を夢見て。



公式LINE


…ということで、

SNS×コンテンツ販売を学びたい方に向けて「公式LINE」を作りました。


SNS運用やマーケティングのノウハウはもちろんのこと、

日々の配信で稼ぐための基礎的な思考回路から叩き込むので、

正直他の発信者とは次元の違うものになっているかと。


僕が完全自動で毎月100万以上売っている裏側や、

実際にnoteで1000万単位の利益を出しているデータや施策なども

一切出し惜しみすることなく配信しているので、

SNS×コンテンツ販売で稼ぎたい、そして

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という方のみ下記リンクからどうぞ。


ここでの出会いが僕とあなたの

「人生」

を変えるきっかけになることを願っています。


それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

次の配信でお会いしましょう。

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